私の名前をよんでください。

7.26

 

私はずっといじめられてきた。

それを誰にも言うことはなかった。

その結果があの事故だった。

 

今日、初めて彼氏にいった気がする。

不幸自慢と思われてもいいと思って、

嫌われること覚悟でいった。

 

私の名前は、意味をなしていなかった。

 

私は自分の名前が大嫌いだった。

 

誰にも呼ばれることがなかったから。

誰も私の名前を呼んでくれなかった。

 

誰もよんでくれない私の名前に、何の意味があるだろうと、ずっと思っていた。

 

私はずっと一人だった。

 

一人だから、誰にも名前をよばれなかった。

 

私にとって人というのは、ずっと害を及ぼすだけの存在でしかなかった。

 

私の世界は、私一人で完結していたし、そこに誰が入る余地もなかったし、

誰にも触れられたくない、私だけの聖域だった。

 

親もそう、友達もそうだ。

 

誰も信用できなかった。

 

それは遠い昔のことじゃない。

つい最近のことだ。

 

私は私が信用する私だけの世界で、

一生を終えるつもりだった。

いや、終わらせるつもりだった。

 

でも、今は違うよ。

 

あなたと一緒に歩いてみたい。

 

この長い人生の、ほんの一瞬のできごとでいいから

 

あなたと、いてみたい。

 

あなたが呼んでくれるなら、私の名前に価値がつきます。

あなたがいてくれるから、私は一人じゃありません。

あなたがいてくれるから、私のひとりぼっちの世界に色がつきました。

 

あなたがいてくれるから、生きていこうと思えます。

 

どうか。

明日も、その先の、ずっとずっと未来も。

 

私の名前を、よんでください。