嫉妬。

6.1

※惚気注意報※

 

今日、なんか知らないがT(彼氏)がキレていた。

なんでだろう?私がなにかしてしまっただろうか。でも全く覚えがない。

なにかしたかなあ、それなら謝りたいなあと思っていると手元の携帯がぴろりとなった。

 

「嫉妬嫉妬嫉妬嫉妬嫉妬嫉妬嫉妬嫉妬嫉妬」

 

「!?」

Tからだった。

 

慌ててバッとTの方を見ると、Tはつーんと頬を膨らませてそっぽを向いてしまう。

嫉妬?嫉妬ってことは私と話していた誰かにしているんだよな?自惚れじゃないよな?

誰だ?私そんなべたべたしたか?

少なくともそうした覚えはないし、全く私の中にそんな邪な気持ちはない。

 

でも、Tはずっとキレていた。

誰が話しかけても無視。

私がラインを送っても未読無視。

元気出せよと背中を叩いても無視。

ため息をついて眼鏡をとっては腕に頭を埋めている。

 

これはヤバいやつだと思った。

怒らせた。どうしよう。何をした?逆鱗に触れたんだろうか。

でも態度に出やすいやつでよかったと思う。

これで溜め込まれて、爆発するよりずっとましだ。

 

結局、Tは迎えがくる16時半までずっとその調子だった。

 

Tが帰ったあと、私は

「やっべーなぁ~怒らせちゃったよ・・・」

とうなだれていた。

すると周りの子達が

「何か言ったの?理由がわからないから何とも言えない」

と言っていたが、ある一人の男子生徒Sくんが

「あ、わかった」

と呟いた。

 

マジで?これわかっちゃう?

でも、みんながいる教室で言われるよりましだと思い、そいつを廊下に呼び出した。

 

「で?誰に嫉妬してんの?」

開口一番にそう言ったSくんに、マジかこいつと驚いた。

まさかこんなデブスとかに嫉妬する奴なんぞ居ないだろうと思っていると仮定していたので、とても驚いた。

 

そこから、Sくんには相談に乗ってもらった。

 

「まあ、あんまり深く考えないほうがいいよ。

  深く考えると、短く終わっちゃうこともあるから」

 

Sくんのこの一言を聞いて、あんまり考えるのも良くないと思った。

 

 

それから家に帰って、Tから謝罪のラインが飛んできていた。

ごめん、俺頭おかしい、死にたい、こんなの嫌だよねって。

私も私で、それを可愛らしいと思ってしまうんだから末期だと思う。

いいよって。すぐ許してあげた。

 

共依存ってやつに近づいてきている気がする。