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僥倖

5.11

78.1kg

 

ヤバい。幸せだ。どうしよう、どうしよう。

いや、そりゃ彼氏ができて幸せに決まってるだろって感じかもしれないが。

なんか彼氏って発するだけでなんか照れるな。

 

元々フラれて落ち込んでる彼氏(・・・というのがなんか恥ずかしいのでTとする)に私が漬け込んだ感じなんだけれども。弱いところに漬け込む、昔ながらの手法だ。

 

で、Tは今クラス内での居心地が悪そうだ。

 

今日は放課後、しばらく残っていたのだが、Tの話になった。

もともとTが好きだった女の子、Mさんは、Tのことを気にして病まない。

Mさんが元通りまで行かなくとも少し関係を修復して、それなりに話せるようになりたいと思っているのに対して、Tはもう二度と話さなくても、悪化していっても良いぐらいに思っている。

Mさんの彼氏Sくんは、Tくんの態度が気に入らないらしくムカついている。

 

もともと、陰キャと陽キャが分かれてしまったのは私は仕方がないことだと思っている。

てか、それに後悔はしていない。

LINEのグループでみんながストレス発散できるのはいいことだ。

我々、人が苦手なタイプでも気兼ねなく話せる人たちを作りたいと思った。

 

ただ、それが現実まで波及させるのは話は別だ。

我々はまだ、人との接触に慣れていない。どう馴染んだらいいかもわからない。

だから、たまに“漏れ出て”しまうことがある。

「クソが」と言ったり、壁を目の前で殴ったり。

 

LINEとは違う。現実は。LINEみたいに守られていないのだ、現実は。

やったことはみんなが見ているし、話した言葉はみんなが聞いている。

それを私は、この前のGWで知ったんだ。

だから、だから私が、皆のことを止められるし、作った以上私が止めなくちゃいけない。

 

でも、Tばかりが悪いというような雰囲気には、陰キャの私たちにとってはすごく居心地が悪い。

 

今日も、インターアクトクラブの役員ぎめで、Tが手を挙げてから誰も手を挙げなかった。

もちろん、やりたくなかったっていうのもあると思うけれど。

まあ結果的に私が下心50%同情50%ぐらいで手を挙げて事なきを得たが。

 

とりあえず私は、これがドッキリではないことを祈る。