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自殺未遂した私が発達障害で、アスペルガーと診断された話。

4/5 入院生活十五日目。

今日、朝お風呂から出てのびのびとしていたらT先生に呼ばれた。

なんだろう、なにをはなされるんだろう。

期待と不安が混ざりつつ、診察室に向かった。

 

「君さ、自分の診断、なんだと思ってる?」

こんな一言から診察は始まった。

何って・・・ずっと双極性障害といわれてこの一年を過ごしてきた。

一時統合失調症とも言われたこともあったが、今はもう双極性か躁鬱といわれている。

確か、入院生活計画書みたいなやつにも、今回はうつと書いてあったような。

それ以外に何かあるんだろうか。何だろう、全く思いつかない。

双極性障害じゃないですかね」

そうおずおずというと、T先生は腑に落ちないような顔で黙った。

「そっか・・・」

えっ何。なにかあるの?私に新しい診断がつくの?

 

発達障害って知ってる?」

 

えっ。

 

そこからはよくおぼえていない。

たぶん偏見で凝り固まった私の頭をT先生は必死でほぐそうとしてくれていたんだと思う。ずっと私を見ながら話し続けていた。

私はそうなんですかといいつつ、やっぱり混乱していた。

私が?発達障害アスペルガー

 

「君が何もかもどうでも良くなって死のうとするのが皆怖くて言えなかったんだと思うけど、僕は言った方がいいと思って」

 

T先生は良い先生だ。私のことを思ってくれている。

良い先生というか、良い先生になろうと頑張ろうとしている人だ。

 

不思議な気持ちだった。

 

私が周りと壁を感じていた理由。

死にたかった理由。

生まれてきてはいけなかったと感じる理由。

人より劣っていると思っていた理由。

それらすべてがわかって、納得したような、でもやっぱりショックだった。

私はやっぱり生まれてきてはいけなかったのか?

どうしたらいいかわからなかった。

ショックだった。それは間違いなく。

私の中でやっぱり発達障害って、「障害」ってつくだけあってとても生きづらいイメージがあったし、「周りの人にも障害」というイメージがあった。

これからずっと周りの人に迷惑をかけ続けながら生きていかなくちゃいけないのか?

 

私は邪魔なのかな?

怖い。

 

よくわからない気分のまま、診察室を出た。

 

午後には軽スポーツがあった。Aさんが面白かった。

閉鎖された体育館で、大人たちが遊んでいる姿はとても異様だった。

Aさんはとてもトルネードスピンしていた。

 

でもさっきの問題がずっと頭のどこかにひっかかっていて、よく集中できなかった。

頭にボールがクリーンヒットしたり、ボールを取り損ねたりした。

S先生はすごく動いていた。

 

私はここのだれよりも劣っている。