精神病棟入院生活八日目。

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他科受診をした。

 

T先生は相変わらずだった。

歩いていると、Aさんと会った。入院しているというと、心配そうに僕を見た。

Tさんにも会えた。K先生にも会えたが、白衣をしめていたので、「優等生っぽいですね」というと「優等生なんです」というので、せせら笑っておいた。

Iさんに手を振った。

 

次にHさんに会いに行っ。

多分待っていてくれたのだ。うれしかった。

そのあと、Iさんに会いに行った。

Iさんがでてきた。

自傷はひとにつられないで。おねがい」と言って、

「・・・命令の方がいい?」と聞いてきたので、急いで首を横に振った。

早く出てきてねと言われた。Iさん、あなたのお願いは私にとてもききますよ。

もう自傷はしない。

「手紙には命令口調で書いてごめん」と言われたが、とんでもなかった。

「またツラ見せに来なさい」と言われて、私は泣きながらうなずいた。

元気そうで良かった。

そうそう、精神科の外来にもいった。

Oさんと会えた。ちょうど私を思い出した時だったといわれ、うれしかった。

M先生にも会えた。相変わらずで、元気そうで、安心した。

 

あの時転院しなければと思うときもある。でも帰ってきてTさんと社会の問題の出しっこをしていて、これでよかったのかなとも思う。

 

Iさんに、「もう中で会うことはない」「飛び降りてもここには来られない。送り返すし、わざとそういうことをする子は嫌いだ」と言われて、寂しさを感じる自分もいるけれど。

今はきっと、これでいいんだと思える。

手探りな人生だ。

私にとって、あそこは思い出だ。

 

K先生に、「手紙、励みになりました」と言われた。朝急に書いたものだがそう言ってもらえてよかった。

F先生、S先生にもあった。

F先生に「白衣前しめ占めてないじゃないですか!」というと、「今トイレで大してたから!ついちゃうでしょ!」と言われ、呆れた。

 

次は八月二十三日。遠いけれど、それまでによりよい自分を見せられるようにしよう。