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お見舞いpart1

part1と書いたが、part2を書く予定はない。

ただ書きそうな感じがするので、一応part1と書いておく。

 

今日祖父のお見舞いに行ってきた。

私にとっては病院というだけで懐かしいものだった。

 

テレビカードを入れるところ。

鍵のかかる引出。

主治医と担当看護師が書いてある張り紙。

青色の歩行器。

手の消毒をするアルコール。

懐かしかった。胸が苦しかった。

 

目の前にいる祖父のことはそっちのけで、自分の居た病院についてばかり考えていた。

看護師が、医者が患者に優しくするのは仕事だ。当然のことだ。

でも、それが、優しさに触れてこなかった私にとってなんだかすごくうれしいものに感じてしまったのだ。

要は、勘違いしてしまったのだ。

あの人たちは、私の事をどうとも思っていない、いや蔑んでいる。

心の弱いヤツだと、根性の無いヤツだと、気持ち悪いヤツだと、思われている。

自分はそういう存在だ。

 

でもやっぱり、弱っているところに優しくされるとコロっといってしまうのが人というもので。

私は信頼してしまったので、好きになってしまったので。

そう思うと本当に胸が苦しくて、また死んでしまいそうになるのだ。

 

いろんな意味で、死が近い人、どこかが悪い人が来るのが病院だ。

私もそうだった。

死にたい。死にたい死にたい死にたい。