嫌いな人。

友達とカラオケに行った。

僕は歌が極度に下手なので笑われたら嫌だなあとか考えながら歌っていたのだけれど、その友達はとても歌が上手だったからかすみすぎて見えなくなっていた。だから逆に好都合だった。


さて、その友達が「君が嫌いだ」みたいな歌を歌っていたのだけど、僕には嫌いな人というのがほとんどと言っていいほど居ない。 

生理的にではなく、理性的な話だけど。

おそらく嫌いになるほど人に興味がないんだと思う。よくいる、他人のことを根掘り葉掘り聞きたがる人は、僕にとって理解できない人種の一つだ。

おそらく、この思春期の流行病のこともあって執着という感情が抜け落ちたんだろう。

好きにもならないし、嫌いにもならない。毒にも薬にもならない。それは、ある意味究極の生きやすさだ。